第2回Seasar勉強会 in Sendai

2008/11/2に第2回Seasar勉強会 in Sendaiを行いました。30名以上の参加ありがとうございます。

アンケートやレポートはTDCのサイトに後ほどあがりますのでお待ちください(第1回のときは「後ほど」と言いながら、4ヵ月も待たせてしまいましたが……)。

今回は前回大地震が起きたためにかなわなかった「ひがさん来仙」が実現できました。

以下は個人的な感想を箇条書きで。

S2JDBCについて

ひがさんから「流れるようなインターフェースのS2JDBC」の話。S2JDBC-Genも交えて。

  • 流れるようなインターフェース……
    • タイプセーフにSQLを書ける、は確かに魅力的だけど、現状はJavaSQL書ける人よりSQLをゴリゴリ書ける人の方がはるかに集めやすいので
    • 自動生成時のパフォーマンス(生産性ではなく実行速度)はどうなんだろう
    • 自社製品に採用しているS2のバージョンだとこの機能使えないのです
  • S2JDBC-GenのDBマイグレーション機能

S2AOPについて

前回初心者向けセッションを要望する声が多かったので設けたセッション

  • S2AOPの書式や実際の事例を交えて紹介
    • AOPが当初の想定よりいろいろなところに使えたよ
    • ログインチェック、権限判定……
  • 最後のデモ
    • Macに慣れていないなら、慣れているマシンでやって欲しかった

アイソリューションズの事例紹介

S2FlexTeedaの事例紹介。入社2年目の若手によるプレゼン。

  • 司会の私よりもかまずにプレゼンされてました
  • メリット、デメリット、開発時の苦労があって良かったですね。特に苦労したところの話
  • いろいろ制約あると思いますが実際の画面があるとわかりやすかったかも
  • 生産性のところの話は教育・技術調査コスト、別プロジェクトへの展開含めて、従来技術での想定との差異がどうなのかが聞きたかった
    • 質問したところ、ざっくりとでは1.2〜1.5倍とのこと
  • 質疑応答はご愛敬

Cubbyについて

Cubbyについて、前回も発表していただいた野呂さんから。

  • やっぱシンプルなのって良いですよねぇ
  • SAStrutsCubby、比べるとどう?
    • どっちもほとんど触っていないのですが、「似ているなぁ」と前々から思っていたので質問してみました
    • SAStrutsStruts資産を活かすことにフォーカスがある」とひがさんから。
    • ひがさんからCubbyのValidation部分についてSAStrutsと比較しての意見が

Slim3について

ひがさんは本日2つめのセッション。ありがとうございます。

  • Slim3の概要
    • Seasar2との下位互換は考えない
    • 他のコンテナとは連携可能なつくり。過去のS2資産も連携で使っていく考え
    • ただS2ファミリーのプロダクトがSlim3にも対応していくと言うことはあるかも
  • Slim3がすごくコンパクトに実装されていることに驚愕
    • コンテナのメインとなるクラスは25個。Exceptionをのぞくと20個ちょい
    • メインのクラスは200行ほどだとか

ひがやすを飲み会

  • mattena31さんと肌のハリについて話し込み
    • きっと業界の未来にも関係ある
  • 二次会はまったりと

全体

  • 4時間は長かったか。次回は3時間程度に

最後に。ひがさん、セッションを2つもやってくださりありがとうございました。また、今回も会場を提供していただいたサイバーコムさん、本当にありがとうございました。