ポゼッション 「実話に基づく」が売りだけど王道オカルト


ポゼッション見た。6/2に109シネマズ富谷にて鑑賞。実は109シネマズ富谷に行ったのは今回が初!



109シネマズ富谷の雄姿!


サム・ライミ製作の「実話に基づく」が売りのホラー映画。ここ最近「based on true story」と出てくる映画がやたら多いけれど、ホラー映画にまでついちゃったんだねぇ。まあ、「悪魔の住む家」も実話がウリだったので昔からありはするけど。


死霊のはらわた」、「フッテージ」とたまたまなのか今の時期にこの手の映画が続いているなぁ。


離婚したばかりのバスケットコーチとその娘に降りかかる災厄を描く。災厄の描き方に新しさあり。有名キャストは出ていないけど、みな演技には熱が入っていてイイ!


ぶっちゃけた話、ストーリーは某オカルト映画の元祖をなぞっていて、「いつ首が後ろ向くかなぁ」などと思いながら見てしまってたりw


ラストの展開含めて王道!


でも一番凄いのは楳図かずおの公式イラストw 最初ショコタンが描いていると思ってしまう程にネット脳を患ってますw


ちなみにイザベル・アジャーニのポゼッションとはなんの関係もないw



以下、ネタバレあり感想。



ストーリーはまさに「エクソシスト」!しかし、「エクソシスト」では憑かれている娘は幼い少女にエロいことをさせるというショッキング描写があったけど本作にはそういうシーンはなくマイルド。


また、エクソシストではカトリックの神父だったけど、本作ではユダヤ教ユダヤ教を正義側で描いているのは珍しい気がするけどどうなんだろ?「フッテージ」と言いユダヤ教由来の悪魔が続くね。


MRIに霊が写る」「口から実体化した霊が出てくる」という新しい霊描写は良い!


でも、この映画で一番怖いのは娘に菜食を強要してピザを食わせないようにするお母さん(主人公の元妻)!アメリカ家庭で土足厳禁とか神経質描写が目立ってさらに怖いw その上前の夫がいる前で新しい彼氏といちゃつくという「天罰フラグ」がバリバリに立っていたのに特に何もないのがさらに怖い!(ぇ


もっとこのお母さんにシフトした映画でも良かったかも。それにしても、悪魔の力ではが全部抜ける羽目になっお母さんの彼氏可哀想。ラストでもお母さんは彼のことを全く思い出さず前の夫とより戻しちゃうし。彼は何も悪いことをしていない純粋に良い人なのに……。